2012年02月06日

世界同時恐慌を読み解く

「世界同時恐慌がすでに始まっている」で有名な榊原英資氏の新刊です。

「通貨」で読み解く世界同時恐慌

「通貨が分かれば世界経済が見えてくる」という切り口に興味を持ちました。

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本編の大前提は

2012年は世界同時不況が世界同時恐慌になるということです。

現実味はあります。

面白かったのは

恐慌から抜け出す方法は「戦争」だけだというくだり。

「貯蓄の奨励や戦争国債の発行で戦費を調達し、学生や女性や高齢者まで
総動員して武器、弾薬、車両、船、航空機、燃料、衣料、食料、医薬品な
どを大増産し、それらを徴兵で集めた兵士達が戦場で徹底的に消費し尽く
す。これは究極の財産出動であり、巨大な公共事業であり、効果的な雇用
対策であり、最大の景気刺激策といえます」


世界中の人間が貯めている金を一度吐き出せば、経済はフラットになるということでしょうか?

しかしこれは1930年代の話で、今だと核戦争になり世界滅亡です。

ということは、もう回避する方法はないともとれます。

アメリカをはじめ各国が自分だけを守ることに執着している限り、

この恐慌を避けることはできそうにありません。



posted by 舟積一洋 at 11:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする