2012年02月09日

悪化する大型オフィス事情

都心部の大規模オフィスは厳しい状況が続いています。

1月の都心5区の大規模オフィス(200坪以上)の状況は

◎ビル空室率…6.39%(前月比0.74P増加)
         ⇒11月に一次改善したが、12月から再び悪化

◎現空面積 …30万8,624坪(同3万1,729坪増加)
         ⇒8ヶ月ぶりに30万坪を突破 

◎募集賃料 …1坪当たり1万9,707円下落(同▲660円)
         ⇒3ヶ月連続最安値を更新、

景気低迷が大前提にあるだけではなく、今年になって大規模ビルの竣工が加速し、
供給過多になっていることがあります。

新規オフィスは賃料を下げてでもテナントを入れないと格好がつきません。
入ってくれる人がいれば、募集賃料を大幅に下げてでも契約するでしょう。
結果的に賃料は1994年以来、坪20,000円を割り込みました。

地震によってオフィスの見方も厳しくなってきました。

企業は常に安くて良い場所へ移転を考えているため、最終的に空いてくるのは
競争力のないオフィスです。

古い、遠い、割高ビルは売却対象になるしかないということです。




posted by 舟積一洋 at 12:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする