<新築マンション市場動向> ※不動産経済研究所調査
〇新規販売戸数 686戸(対前年同月51.7%減)
〇契約戸数 541戸
〇契約率 78.9%(前月70.0%からアップ)
〇平均価格 6,216万円(対前年同月5.4%アップ)
〇即日完売 0戸
※月間供給数は新型コロナウイルスの影響で過去最少
※契約率は6ヵ月ぶりに70%台に乗せた先月よりさらにアップ
※平均価格は先月は3ヵ月ぶりの下落したが、反転上昇
※販売在庫は7,795戸で3月末に比べて93戸の減少
<中古マンション市場動向> ※東日本レインズ調査
〇成約件数 1,629件(対前年同月−52.6%)
〇u単価 50.88万円(同−4.5%)
〇成約価格 3,201万円(同−5.8%)
〇新規登録件数 14,445件(同−18.0%)
〇在庫件数 45,215件(同−2.0%)
※成約件数は調査開始以来、過去最大の減少率となる
※成約価格は15ヵ月ぶりに前年同月を下回る
※新規登録件数は8ヵ月連続で前年同月を下回る
※在庫件数は5ヵ月連続で前年同月を下回る
4月は新型コロナウイルスの影響が色濃く出ました。
3月中旬から新築マンションの販売センターやモデル
ルームでは販売を自粛する動きが出始め、
特に4月7日に発令された緊急事態宣言により、
一気に自粛モードが加速しました。
例年GWは多くのモデルルームでイベントを行うなど
年間を通して供給戸数が多くなるヤマ場でしたが
今年はこの期間に販売活動を自粛することとなり、
5月の供給数も大幅な減少になることが予測されます。
中古マンションは接客業である仲介会社が自粛に
追い込まれ、営業すること自体が出来なくなりました。
特に大手仲介会社は決まっていた契約、決済以外は
動くことができない状態になってしまいました。
首都圏の緊急事態宣言が解除されてから、少しづつ
動き出すとは思われますが、一気に業績回復とは
行かないでしょう。