第18回(2013年度)
「不動産流通業に関する消費者動向調査」
抜粋すると
◎住宅購入者の自己資金に対する「親からの贈与」は前年度より高くなっている
・新築 … 928万6,000円(前年度比66万1,000円増)
・既存 … 752万6,000円(同9万2,000円増)
※「住宅取得等資金に係る贈与税の非課税制度」の利用者割合は11.8%
◎利用したローン種類
・変動金利型 … 73.9%(同10ポイント減)
・固定金利型 … 17.1%(同9ポイント増)
※景気が良くなり金利が上がるという情報に反応した人が多い
◎フラット35の利用
・新築 … 28.2%(同1.7ポイント減)
・既存 … 29.5%(同0.9ポイント減)
※金融機関の優遇金利が当たり前になりフラット人気が少し低迷
◎消費税に対する意識
・「住宅の購入時期を早めた」と回答した人が全体の32.3%を占めた
※特に29歳以下の若い世代の割合が50%と最も多かった
◎既存住宅を検討する人が増えた
・「既存住宅のみ」を探した購入者の割合は21.4%を占めた
※この傾向は年々増えている
◎既存住宅購入時の変化
・建物検査(ホーム・インスペクション)実施率は15.1%(同0.5ポイント増)
※住宅購入前後のリフォーム実施率は61.8%(同0.6ポイント増)だった。
住宅購入者の意識はインターネット時代を反映し
様々な情報に敏感なことが分かります。