2013年10月10日

脅威のオープンハウス

9月20日に東京証券所一部上場したオープンハウス、

荒井社長が事業戦略を明らかにしました。

それによると

◎2013年9月期業績予想は
  ・連結売上高 959億9,500万円(前年同期比54.0%増)
  ・営業利益  100億1,300万円(同78.9%増)
  ・常利益    90億100万円(同99.3%増)
  ・当期純利益  54億1,100万円(同114.4%増)
  ※凄い伸びです。

◎東京23区を中心としたエリアで不動産仲介と戸建販売を柱に事業を展開する。

◎現在の10店舗から年に1〜2店舗ずつネットワークを拡充していく。

◎個人投資家向けの5億円以下の収益不動産を扱うことで、流動化事業を活発化させていく。

◎今後は毎年売上げを2割ほどアップさせ、安定的に成長していきたい。

◎条件が合えば事業を補てんする形でのM&Aも検討する。


オープンハウスの強みは
・大手デベロッパーの子会社スタートではない
  ⇒グループ企業に遠慮なく儲かる事業に参入しやすい
・事業がワンストップ(買って・造って・売る)
  ⇒建築価格などの価格競争につよい
・仲介と建売が融合しているので仕入の相場観が高い
  ⇒買値が高いので仲介会社から情報が入る
・社長に実行力とパワーがある
  ⇒上記コメント以上の目標を掲げているはず
・社員が若い
  ⇒新しいことに挑戦しやすい


上場で得た資金を使えばさらなる拡大は容易と思われます。

結果的に大手仲介会社の一角を担うことになるでしょう。

仲介業界の再編を感じます。





posted by 舟積一洋 at 12:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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