2019年07月18日

6月度 首都圏不動産市場動向

     ※不動産経済研究所調査

<新築マンション市場動向>
 〇新規販売戸数 2,259戸(対前年同月15.0%減)
 〇契約戸数   1,488戸
 〇契約率    65.9%(前月60.0%からアップ)
 〇平均価格   5,964万円(対前年同月4.5%ダウン)
 〇即日完売   14戸(全体0.6%)  
                
 ※月間供給数は6ヵ月連続の減少
 ※神奈川県以外のエリアが軒並み減少
 ※戸当り価格は6ヵ月ぶりのダウン
 ※販売在庫は7,438戸で5月末に比べて217戸の減少

<建売住宅市場動向>
 〇新規販売戸数 378戸(対前年同月30.8%減少)
 〇契約戸数   186戸
 〇契約率    49.2%(前月16.3%)
 〇平均価格   5,240万円(前年同月2.5%ダウン)
 〇即日完売   0戸

 ※新規販売戸数は5月に比べて66.5%増加
 ※契約率は前年同月の16.3%に比べて大幅に上昇
 ※平均価格は前月の4,646万円に比べ12.8%アップ
 ※販売在庫は762戸で前月末の772戸に比べて10戸の減少


6月の新築マンションは6ヵ月連続の前年比減少となりました。

もう、この流れは変わらないようです。

特に東京都区部の供給が前年比37.6%の減少となりました。

その影響もあって、首都圏全体では販売価格が6ヵ月ぶりに

下落しました。


建売住宅は前月に比べると、供給が66.5%増加し、

月間契約率も前月よりも大幅に改善しました。


今年も折り返しになりますが、不動産市況が急激に

回復する要素は見当たりません。

選挙と消費税の影響が秋口に待ち受けています。








posted by 舟積一洋 at 17:31| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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