2020年07月17日
6月度 首都圏マンション市場動向
<新築マンション市場動向>
※不動産経済研究所調査
〇新規販売戸数 1,543戸(対前年同月31.7%減)
〇契約戸数 1,129戸
〇契約率 73.2%(前月78.9%からダウン)
〇平均価格 6,389万円(対前年同月7.1%アップ)
〇即日完売 0戸
※月間供給数はコロナの影響もあり3割の減少
※契約率は先月に続き70%台をキープ
※平均価格は上昇が続く
※販売在庫は7,389戸で5月末に比べて384戸の減少
<中古マンション市場動向>
※東日本レインズ調査
〇成約件数 3,107件(対前年同月−11.0%)
〇u単価 53.48万円(同+1.4%)
〇成約価格 3,541万円(同+5.3%)
〇新規登録件数 16,143件(同−6.7%)
〇在庫件数 45,555件(同−3.0%)
※成約件数は4ヵ月連続で前年同月を下回る
※成約価格は前月に比べて上昇した
※新規登録件数は10ヵ月連続で前年同月を下回る
※在庫件数は7ヵ月連続で前年同月を下回る
6月の新築マンションは供給数が対前年で3割減と
なりましたが、前月の大きな落ち込みに比べると
少し落ち着いた感もあります。
供給は少なくても、価格は上昇し、成約率も悪く
ありません。
新築マンション人気は衰えていないということです。
中古マンションも契約件数を見ると、5月の落ち込み
に比べて大幅に改善されたと言っていいでしょう。
6月は新型コロナの自粛解除がデータに大きく影響しま
したが、本日(7/17)の段階では第二波とも疑われる
感染者増がおこっています。
これが夏場の不動産市況に影を落とす結果とならない
ことを祈るだけです。