2020年08月20日

7月度 首都圏マンション市場動向

 
<新築マンション市場動向> 
     ※不動産経済研究所調査

 〇新規販売戸数 2,083戸(対前年同月7.8%増)
 〇契約戸数   1,299戸
 〇契約率    62.4%(前月73.2%からダウン)
 〇平均価格   6,124万円(対前年同月7.9%アップ)
 〇即日完売   0戸  
                
 ※月間供給数は久々に対前年を上回った
 ※契約率は前月比で10.8ポイントダウン
 ※平均価格とu単価は引き続き上昇が続く
 ※販売在庫は7,250戸で6月末に比べて139戸の減少


<中古マンション市場動向> 
     ※東日本レインズ調査
 
 〇成約件数    3,156件(対前年同月−2.4%)
 〇u単価     56.03万円(同+4.7%)
 〇成約価格    3,628万円(同+5.4%)
 〇新規登録件数 15,319件(同−13.1%)
 〇在庫件数   44,350件(同−6.6%)

 ※成約件数は5ヵ月連続で前年同期を下回った
 ※成約価格、u単価は前月に引き続き上昇した
 ※新規登録件数は11ヵ月連続で前年同月を下回る
 ※在庫件数は8ヵ月連続で前年同月を下回る



7月の新築マンションの供給数は久しぶりに対前年を

上回りました。価格は相変わらず強含みで、契約率は

まあまあの60%台をキープしています。


中古マンションは成約件数が5ヵ月連続で減少するも

減少率は6月から縮小しています。


4月〜6月はコロナの影響が色濃く出ましたが、

7月に入り、新築・中古ともに販売状況は落ち着いて

来たようです。


しかし、コロナの影響は経済に大きな影を落としており、

今後も紆余曲折を繰り返しながら進んでいくと考えると

不動産市場が好転するのは、まだまだ先のことと思われます。





posted by 舟積一洋 at 17:55| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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